映画「パンケーキを毒見する」内山雄人 監督、2021年ではマスコミへの牽制についてもけっこうドキュメントされているが、そういった脅し以外にもカネや人事権などいろんな形で支配しているようだ
映画中で小池晃 氏も言っていたが、膨大な使途非公開の官房機密費の使われ方が「闇」なのだと思う
これは政治家や有力者にかぎらず、Twitterなどのマイクロメディアのような身近なレベルでもそうで、たとえば大した金額ではなくても「こういったことを書いてほしい」というアルバイトを雇うなど そうやって「雰囲気をかもしだす」ために広く浅く金を使うこともできる
そのような同調圧力を演出するためのマイクロアグレッションの促進として、広く薄く金をばらまくこともできることは十分意識しておいたほうが良いだろう
直接カネを使わなくても、たとえばクリエイターの人なども「立場のある人におごってもらったり、仕事をもらったから・・・」という理由で、自分自身は興味がないが、反政権バッシングやヘイトに加担してやろう、という気分にさせられ る、つまり「染められてゆく」場合はありそうだ
電通と現政権がつながっている以上、ある程度大きな仕事を持っているクリエイターはそういう利益相反を持っている可能性がある 結果的に、下請けなどの小さいクリエイターはその影響を受けざるを得ないだろう
自分の身近でも、むかしオフ会で知ったクリエイターらしき人のアカウントが、急に共産党ヘイトらしき発言を始めた 「共産党は優等生ぶっていて、赤旗を売りつけてカネを稼いでいるので鼻持ちならない」と ふだんはゲームとパチンコの話題だけなのに、なぜ急にそんなことを言い始めるのか分からなかった
もしなんらかの利益相反があって共産党ヘイトを言っているのなら、これはダメな例だし、単純に印象だけで言っているならクリエイターとしてクソなのでやはりダメな例だろう
この人の場合、それほど親しくないので、ブロックしておしまいにしたのだが、共産党批判だけでなく、与党批判をする場合であっても、自分がどういう立場で言っているのか、必要ならば説明できるように意見表明する必要はあるのだと思う
Twitterのようなマイクロメディアであっても立場のはっきりしない意見表明は、政治的意見ではなく、利益相反の不明なあいまいなマイクロアグレッションになるのだと思う
マイクロアグレッションに加担する発言者は(僕の興味からは)ノイズでしかない つまりブロック妥当、読む値打ちもない、個人的につきあう必要のないアカウントということになる
Twitter などの SNS で何を読むべきか、何を否定すべきなのか、難しい問題がある 共感できる意見だけを選んでいると、エコーチェンバーの中に入ってしまう 自分もいろいろ考えているのだが、一つの基準としてこのポイントを置いてみたい